364: 2012/05/04(金) 21:18:10.31 ID:HWoG4sY30
所々フェイクありです。

私子(21) 学生 

彼男(24) 社会人

彼子(25) 社会人



私子は以前付き合っていた元彼と音信不通になり、あまりもショックでそれから恋愛に億劫になっていた。



でも、このままじゃいけないと思い、積極的に合コンや、出会いの場に自ら赴くようになった。

そんな中、ある合コンで彼男と出会った。

背が高くすらっとした体格に、目鼻立ちがくっきりした、いかにも爽やかな人だった。

話していくうちに、気も合い、優しい彼男に私子は惹かれていき、やがて2人でデートを重ね付き合うようになった。

彼男は私子が以前、元彼と音信不通になり酷く傷ついたことや、

男性不信になりつつあるのを受け止めてくれて「俺は大丈夫だよ」と優しく接してくれた。

メールも小まめに返し、毎日のように電話をくれる彼男に、私子は徐々に彼男ならきっと安心できる。そう思うようになっていた。

しかし、ある日、私子は彼男にいきなり「もう終わりにしよう」とメールで別れを告げられた。

その日は、女友達の家に泊まっていたが、突然の別れに戸惑い、彼に電話した。

私子は、やっと信じられる人を見つけたのに何故と彼男に訊ねたが、「ごめん」としか返さない彼男。

でも、ここまで信用でき自分を受け入れてくれる人が初めてだった私子はせめて、

友達として関係を続けたいと彼男にお願いし彼男もそれを承諾した。

それ以来、デートはないものの、メールでお互いの近状を話したりと関係は続いた。

しかし、元は恋人同士。友達としてのメールなのかという若干分からない内容もあったりした。

そんな関係が半年近く経った時、なんとなくこれが最後のメールになるだろうな、という予感がした。

結果は的中。彼男とのメールはこれが最後となった。

いつものようなメールは。
365: 2012/05/04(金) 21:19:09.58 ID:JY6xfkQU0
支援
366: 2012/05/04(金) 21:20:34.61 ID:HWoG4sY30
それから一か月ほど経ったある日、私子の携帯が鳴った。彼男からだった。

しかし、それは明らかに彼男が打った文ではなかった。

内容は、彼男が携帯を家に忘れた。それでメールした。いきなりだが、彼男とどんな関係だったのか?

というものだった。

本当は、文面の日本語がもっとおかしく、明らかにパニックを起こしているような文面だった。

私子は以前、彼男から彼女ができた。とメールで知らされていたので、おそらく彼女が彼男の携帯を見てしまったのだろう、と思った。

正直私子は、余計なことに巻き込まれたくないのと、最後に連絡してから一か月以上経っていたので、

わざわざ面倒なことを言わないほうがいいだろうと思いそのメールを無視した。

しばらくすると、また私子の携帯が鳴った。彼男からだ。

少し落ち着いたのか、彼子が打ったであろうメールは少しまともになっていた。

それには驚くようなことが書いてあった。簡単にまとめると、

「さっきメールしたものです。私(彼子)は彼男の彼女です。と、いうか妻です。

先日結婚しました。最初このメールを見たときは、あなた(私子)に謝罪してもらうつもりだった。

でも、彼男はあなたに彼女はいない、って言ってたのですか?それなら、あなたを責めたりはしません。

でも、傷つく人もいるのです。よかったら、教えてください。」

という内容だった。

これを見て事の重大さに私子も気づいた。でも、もう私たちは別れた身だったので、正直に過去の経歴を話した。

すると、彼子からメールが来た。

それには、私子もかなりショックを受けた。

「彼男はウワキしてたんですね。私たちは7年の交際を経て結婚しました。あなたは何も悪くない。本当に話してくれてありがとう。

また、彼男が帰ってきたら連絡してもいいですか?」

と、書いてあった。

つまり、彼男は彼子がいるにもかかわらず、私子に交際を申し出たわけだ。

逆算すると、私子と彼男が別れた時は、ちょうど彼男が彼子にプロポーズした時期と重なった。

あんなに素晴らしい人がウワキなんて。私子の受けたショックは想像以上に大きかった。 それと同時に、彼子が受けた心の傷が心配になった。

2,3通彼子とメールしたが、挙式をしてまだ1週間も経っていなかったことを知った。

言うまでもなく、とても辛そうだった。