84: 2011/09/28(水) 04:45:02.46ID:wFMIgh2D

姉の武勇伝を一つ。

一個上の姉は病弱。昔っから喘息の発作やらなんやらで幼少の頃は泣きながら病院に運ばれるイメージしかなかった。

そんな中でのお話。

姉とは違い健康優良児な私は毎日外で遊び回ってた。

たまたま姉の体調が良く私の遊びに付いてきて一緒に公園で遊んでた。

私は公園友達たくさんいたんで途中から姉をほっといて遊んでた。姉はベンチでニコニコしながらそれを眺めてた。たまに「ねーちゃーん」てブランコ乗りながら、ジャングルジム乗りながら手を振って姉も嬉しそうに手をふりかえしてた。

85: 2011/09/28(水) 04:46:28.59ID:wFMIgh2D

しばらく遊んでたキッズ将みたいなやつがきて勝負を挑んできたんだ。

ジャングルジム早くてっぺんまで登ったほうが勝ち、みたいな。

やんちゃな私はすぐに乗っかった。

心配する姉を横目にスタート。私がリードしてたけど途中で足を滑らせた。ジャングルジムのてっぺんに近い所で。

がつんがつんと音を立てて地面に着地。痛い頭に手をやると血が出てた。叫んだ。がその声をかき消すくらいに叫びながら私に近づいてきた人がいた。姉だった。
86: 2011/09/28(水) 04:48:22.13 ID:wFMIgh2D
ジャングルジムから私を引きずり出しおもむろに背負い走り出した。

その頃私は姉より身長10センチ程高く運動もしていたしがっしりしてた。姉はほとんどベッドで過ごす日々。私より一回り小さい。

でも信じられない力で私をおんぶして、走ってる間も「大丈夫だからね!」てずっと話しかけてくれた。

家に着くなり聞いたことのない大声で「〇〇が怪我した!」

すっとんでくる両親、そのまま病院へ。

治療中もずっと手を握ってくれてた。どころか謝られてた。

「ごめん、ねーちゃんなのにごめん、怪我させてごめん」

握ってくれてた手はぶるぶる震えてた。
87: 2011/09/28(水) 04:51:47.80 ID:wFMIgh2D
私の処置が終わった夜姉は発作を起こして病院に逆戻りした。

そっから一週間入院してた。

私が暴れたせいだと思って両親と姉にも言ったんだけど、姉は否定するし両親はお前のせいじゃないよ、って言ってくれた。

幼いながらになんかないてしまった。

ねーちゃんぜいぜいしながら言うんだ。ちゃんと注意出来なかった私のせいだって。申し訳なくてごめんなさい、あぶないことしませんって泣いた。ねーちゃん悲しませてごめんなさいって。