中司宏こども政策担当相は16日の記者会見で、公園や保育所などで遊ぶ子供の声について「子供が健やか成長する過程で自然に生じるもので、社会全体で子供や子育ての当事者を温かく見守って支えていくことが重要」と述べる一方、騒音ではないとの法制化検討は否定した。
子供の声を巡っては、神戸市や東京都練馬区で保育園の近隣住民が園を訴え、いずれも最高裁で住民敗訴が確定した。また、長野市の公園が近隣住民1世帯の騒音苦情をきっかけに令和5年3月で廃止され、議論になった。
同年4月の衆院厚生労働委員会で自民党の小泉進次郎氏(現・防衛相)は「ドイツは、保育園や公園を造るときに、子供の声は騒音だと頓挫してしまうことがないように、子供の声は騒音ではないという法律もあるそうだ」と紹介し、「子供や育児中の方の肩身の狭い思いが軽くなるような環境づくり」を求めた。