札幌ドームの2024年度収支が約4300万円の黒字となったことが分かった。札幌ドームでは、北海道日本ハムファイターズの本拠地移転後初めてとなった2023年度決算は約6億5100万円の赤字だった。今年度の黒字は、ドームの当年度の利益から負担してきたアマチュア大会主催者に対する使用料減免について、過去の利益を積み立てた市の基金からあてる「暫定措置」の影響もある。取り崩し額は1億8500万円で、開会中の議会に補正予算案が提案された。また、22年に公表された「23~27年収支見込み」で想定された黒字幅に届かない状況は来年度も続く見通しだ。収益性が高いコンサートの実績・見込みも、「新モード」利用を含め伸び悩んでいる。今年度の売上高は16億6900万円を見込むが、昨年度に続くワースト2位。営業利益は8700万円の赤字だ。平日でもナイターで万単位の集客があった日本ハムの抜けた「穴」を埋める道のりは険しい。