212: ID:QPCiOJxr
十数年前姉が病死、姪っ子は私達の母親の養子になった。そんな姪っ子は当時幼稚園児。両親は自営業だった為、事実上私が母親代わりになり、仕事を辞め姪っ子のケアに専念。そんなある日、姪っ子の誕生日プレゼントを買いに出掛けた。しかしふと足を止め、お茶が欲しいと言い出した。夏でとても暑い日だったので、喉乾いたのかな?と思い、自販機でお茶を買い姪っ子に渡すと走り出してしまった。慌てて追いかけると、姪っ子はある人の前に行き、『どうぞ』とお茶を差し出してた。最近この辺に居るようになった、40代と思われるホームレス。元々ホームレス自体少ない地域だったので、姪っ子は気になってたようでいつも座ってるホームレスが喉乾いてると思ったらしい。ホームレスは戸惑い『貰っていいのかい?』と私の方に問い掛けてきた。姪っ子はホームレスにあげたいからお茶を欲しがったので、『良ければ貰ってください』と答えるとホームレスは泣いてしまった。『こんなゴミに優しくしてくれるなんて…』泣きながらお茶を受け取ってくれた。
213: ID:QPCiOJxr
しかし姪っ子は『おじちゃんはゴミなんかじゃないよ?』と不思議そうだった。ホームレスは泣きながら何度もお礼を言って居なくなり、次の日からホームレスの姿は消えた。そして数ヶ月が経ったクリスマス間近のある日、姪っ子と幼稚園の帰り道、ある男性に声をかけられた。男性はあのホームレスで、あの日姪っ子に優しくされ、家族を思い出し一念発起し、再就職して家族にも土下座し復縁したらしい。何でもリストラで家族を養えず、再就職も上手く行かず、自暴自棄になり家を飛び出しホームレスになったらしい。今では家族同士交流する仲になりました。姪っ子が結婚する事になり思い出した、私の中での武勇伝でした。
234: ID:MOReFLDw
>>212>>213すごい姪御さんだ人ひとり、いやその人の家族の運命も変えてのけた彼女とかかわる人間はきっと何かを感じたりするだろう、新郎がうらやましい