1: 2026/06/04(木) 11:08:42.11 ID:6NS6I1s49
山口達也さんは「変えられるものと変えられないものを整理する」ことが、生きづらさを軽くする入り口だと話します。



山口達也さん

「変えられないのは過去と他人。変えられるのは自分と未来だけです」



依存症の回復においても、それ以外の場面においても、この整理は有効に機能すると山口さんは続けます。



山口達也さん

「思考を変えるだけでいいんです。アルコール依存症者はお金も家も服もない。変えられるのは思考だけです。『なんでうまくいかなかったんだ』ではなく『今日1日お疲れさん』と自分を褒める。そこから始めるんです」



■「お酒が“止まっている” それが今の私」



思考を変えれば言葉が生まれ、言葉を持てば人に伝えられる。伝えることでサポーターが現れる。



山口さんが「助けてください」と初めて手を挙げたとき、アルコール専門病院へ連れて行ってくれる人が現れたようにー。



山口達也さん

「過去の悪いこと、苦しいこと、嫌なことにも感謝する。それが難しい。でもその苦しい経験があったから今の自分がいる。そういう思いで生きていると『あれ、5年間お酒が止まっているよ』って。それが今の私です」



■「克服」ではない 「死ぬまで確認が取れない」



山口さんはこの日の講演で、インターネット上で使われる「依存症克服」という表現に対して、はっきりと異を唱えました。



山口達也さん

「克服できるかどうかは、『私が死んだときに体の中にアルコールが0パーセントである』、そのときに克服したと自分は思っています。死ぬまで確認が取れない」



山口さんは「アルコール依存症と共に生きる」という言葉を掲げます。



弱さの告白ではなく、依存症という病の実態を正確に見据えた上での、当事者としての「覚悟の表明」だと言います。



山口達也さん

「飲まなければ健康な人間に見られる。ただごく自然なことですよ。でも一生アルコール依存症である。それが分かっていれば、決して怖い病気じゃないと私は思っています」



■アルコール依存症という見えない“病”



松葉杖をついていれば「どうした?」と声をかけられる。マスクをして咳き込んでいれば「風邪?」と気にかけてもらえる。しかし、アルコール依存症という見えない病はそうはいかないと、山口さんは話します。



山口達也さん

「今日家から広島まで来る間に、『依存症大丈夫?』と誰も言ってくれないんですよ。見た目は回復しているから健康に見える。でも一生アルコール依存症である。このギャップが、見えない病のつらさです」



回復の途上にある人が「依存症である」と公言することには、いまだに大きな社会的コストが伴うと山口さん。



「お酒を止める一番の力は“希望”」



回復への道を歩む上で、社会からその希望を絶たれることが何よりつらいのと、山口さんは伝えます。



■「治らない。でも、回復はできる」



「自分はアルコール依存症と共に生きていることに感謝していきたい」



山口さんは講演をそう締めくくりました。



すべてを失ったことへの感謝ではありません。その経験を通じて、初めて「助けてください」と言えるようになり、病を知り、自分を知り、人とつながれるようになったことへの感謝です。



アルコール依存症は、治らない。しかし、回復はできる。そして回復のプロセスは、当事者一人では成立しない。山口さんは力を込めます。



山口達也さん

「いわゆる、つながりを作っていくっていうこと。自分一人で絶対考えないということですね。それが孤独につながるから。孤独はとにかくだめです」
2: 2026/06/04(木) 11:10:15.33 ID:PqwWfdCe0
そっちじゃない
3: 2026/06/04(木) 11:18:28.68 ID:4Jf6BMVA0
やってしまったことは変えられない