「成人式の振袖を選ぶとき、久しぶりに会ったんです。そのときに娘から投げかけられた言葉は、私の心を深くえぐりました」
ー周りのお母さんと違って、ずっと恥かしかった。産んで欲しいなんて私は頼んでない。
「本心ではないと信じたかったですが、それでも堪えましたね。その成人式のお祝い以来、娘が会ってくれることはなくなりました。こちらから食品などの仕送りを送ってはいましたが、あるとき『もういらない』と突き返されてしまって……。大学を卒業し、そのまま就職したことだけはわかっていましたが、それ以上のことは何も知らないままでした」