宮崎監督は、実写のカメラでは日本の美しさ、奥深さをとらえ損ねてしまうと述べ、自然の美しさを表現するなら実写よりも「僕らの下手くそな絵の方がまし」と、アニメーターとしての矜持を見せました。

これだけなら良かったのですが……さらにその記者が「実写作品をやりたいと思われたことはないのですか?」と踏み込むと、宮崎監督は「そういう才能はない」と前置きした上で、こんなことを言い出しました。

「そんなに素晴らしい俳優が日本にいない。今の日本人の顔は絵になる顔じゃない。あと5年くらいしたらいい顔が出てくるのかもしれないけど(笑)」