1日に千人超の利用があるバス路線を巡り、バス事業者から廃止の意向が示されている。議論の俎上に上がっているのはJR総武線幕張駅(千葉市花見川区)を発着する「花島公園・長作町線」(以下花島公園線)。団地や住宅街をカバーし、通勤・通学に欠かせない存在だ。この地区にバスに代わる公共交通は、ない。地域住民の生活を支えてきた存在が失われる事態に沿線住民は困惑。存続を求める声が上がるが、「運転士不足」という現実が立ちはだかる。

花島公園線は同区を中心に路線を展開する「千葉シーサイドバス」が運行する。3月、関東運輸局に同線を含む3路線の10月1日付での廃止を届け出た。

市交通政策課によると、対象の路線は「八千代台線」(八千代台駅~幕張駅)、「幕張駅南口線」(幕張駅~海浜幕張駅)、「花島公園線・長作町線」(花島公園~長作町~幕張駅~海浜幕張駅)の花島公園~幕張駅部分。