高橋さんは、現在の親密な関係は、「恋人」と「友人」の二択では捉えきれなくなっていると指摘する。

「友人であっても毎週会う人もいれば、恋人同士でも毎日連絡を取らない人もいます。それに、恋人になったからといって、一定の義務や役割が生じるわけではありません。恋人という関係に何を求めるかは人によって大きく異なっています」

「『恋愛をしたくない』というよりも、『恋愛だけが唯一の正解ではない』という感覚が広がっているのだと思います。恋愛という制度そのものへのこだわりが弱まっているのです」