■二度の流産の後、突然眠れなくなった
39歳で再婚と共に不妊治療を本格的に始めた私ですが、多くの方がそうするように、もっとも妊娠しやすいタイミングで夫婦生活を行う「タイミング法」からスタートし、次に「人工授精」、そして、より高度な「体外受精(※1)」、さらには、「顕微授精(※2)」にステップアップしていきました。正直、当時の私は「高度不妊治療に進めばすぐに授かれる」と楽観的に考えていました。
しかし、毎回採卵で5〜6個の卵子が採れるのに、なぜだかほとんど受精しないのです。はっきりとした説明もなく、採卵の翌日に「今回も受精しませんでした」というお電話をもらうことが何度も続きました。ほかにも採卵の準備として10日間、病院でホルモン注射を打たなければならず、ときには夜中に病院へ行くことも。診察の待ち時間が3時間を超えることもありました。
またある採卵の際に、笑気麻酔の吸入口がずれていたために麻酔が効いていないときがあり、かなり痛い思いをしたこともありました。