共同通信社は8日、主要111社へのアンケート結果をまとめた。今後の国内景気を拡大基調と見込む企業は全体の51%で、1月まとめの70%から半年で19ポイント減少した。横ばい予想は25%から38%へ増加した。中東情勢悪化などの影響を受けた物価高騰が逆風となり、景気の先行きに慎重な見方が増えている。

「緩やかに後退」の予想も5%あった。「横ばい」を含む懸念の理由を複数回答で尋ねると「物価上昇の悪影響」が54%で最多。「個人消費の低迷」が50%、「エネルギー価格の高騰」が48%で続き、コスト高を心配する声が中心となった。景気先行きを「後退」とする回答はなかった。

 一方、緩やかな拡大を見通す理由については「設備投資の回復」が最多の81%。「個人消費の回復」は77%で「賃金上昇の好影響」が68%だった。より強い「拡大」の予想はゼロだった。