「1ドル = 79円台」

という歴史的な円高を記録した1995(平成7)年には、国内旅行よりも海外旅行のほうが安上がりという逆転現象さえ起きたほどだ。…

若者の海外旅行へのハードルを引き上げた要因は、昨今の物価高だけではない。世代別の海外旅行者数のトップは1990年代まで20代女性が君臨していたが、2000年代半ばを境に60代以上のシニア層に逆転されている。海外旅行への特別な憧れが薄れたという意識の変化もさることながら、