こんなことってあるのか、と思った話。

小学生の頃、祖父と川に釣りに行ったんです。

竿には滅多に触らせてもらえなかったから、喜んで川に糸流してたんですけど、なんだかでっかいのに当たって、すぽっと竿を持って行かれてしまって。

頭が真っ白になりました。お気に入りの竿だと知っていたので。

なんとか取りにいけないか、浅そうな川なので泳いで取りに行こうかと(今考えれば無理です)、色々言ったと思うんですが、もうどうしようもない、諦めよう。魚や川には悪いがと、残念そうに言う祖父。

申し訳なくてしばらくわんわん泣いてました。

そうして何十分経ったか、下流の方からやってきた釣り人さんから声をかけられました。

もしかしてこの竿、おたくさんらの物ですかって。

それは紛れもなく祖父の竿でした。祖父の名前を書いてテープで巻いてあったので、間違いありません。

私の手から竿を持って行ったその魚、なんと下流で別の釣り人さんに釣り上げられていたんです。

祖父の使う釣り針はものすごく小さいので、別の針に食いつきに行けたんでしょうか。

その方も驚いていました。竿ごと釣り上げたのなんか初めてだと。

魚の名前は忘れてしまいましたが、川魚とは思えないような、結構な大物だったそうです。

この一件以来、祖父は私に力がつくまでは、魚は自分で引っ張り上げて、もう目の前まできたところで私に渡すようにしてくれました。

以上です。
354: 20/08/29(土)12:01:59 ID:Zs.rw.L1
355: 20/08/29(土)13:19:55 ID:pD.er.L1
>>354

その釣り人さん、わざわざ上流まで来てくれて良かったね。

でっかいの釣り上げたら竿まで付いてきてビックリだったろうなー。