日本の少女漫画界のパイオニア知られる漫画家・わたなべまさこさんが、今月3日に死去した。97歳。13日に公式Xが発表した。
わたなべさんは女性漫画家として初めて旭日小綬章を受章した巨匠。91歳の時に新作を発表するなど、長きに渡りコミック界を支えた。また公式は訃報とともに、生前に本人から預かっていたメッセージを公開した。
わたなべさんは1929年5月16日生まれ、東京都出身。結婚後に手塚治虫の作品に刺激を受け漫画家を志し、52年に漫画「小公子」でデビュー。代表作には「ガラスの城」「聖ロザリンド」「金瓶梅」など。「ガラスの城」は70~71年に「週刊マーガレット」で連載され、71年に第16回小学館漫画賞を受賞。
「聖ロザリンド」は73年の発表当時に大きな反響を呼び、ホラー作品の代表作として一世を風びした。わたなべさんは少女漫画界のパイオニアとして、また「現役最高齢の漫画家」としても91歳で完全新作「秘密―ひめごと―」を発表。人生を懸けてペンを握り続けた。