高知県教育委員会は27日、今年度の小学校教員採用試験で合格した221人のうち6割近い129人が採用を辞退したことを明らかにした。採用予定数(100人程度)を割り込んでおり、11月15日に実施する2次募集の特別選考審査などで教員を確保する。

近年、受験者は他の自治体の試験と併願する人が多く、希望する県外の勤務地が決まると内定を辞退する事例が後を絶たない。今年度の採用試験では辞退者を見込んで採用予定数の倍以上に合格を通知したが、その後、辞退者が相次いだ。

県教委は合格者に教育長のビデオメッセージや働き方改革などの情報を発信、今年度は初めて合格者と現職教員のオンライン交流会を実施するなど辞退者を減らす取り組みを進める。