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ウトが亡くなった時のこと。 私の両親と兄弟が、告別式に来てくれた。 トメが、私の両親に「是非ご挨拶をせねば!!」と強く強く主張するので、式の前に、トメと夫を私の家族のところに案内した。 型どおりの挨拶の後、私の母が、「嫁子は気の利かない娘ですが、何かの時には遠慮なく使ってくださいね。何かありましたら、私もお手伝いいたしますので、どうぞ仰ってください。」と言ったところ、トメが言った。
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「嫁子さんは、もう、ウチの娘になったんですから!!!!!」 _, 、 ( ゚∀゚)ハァ? 「それって、どういう意味?葬式と何の関係が?」と、実家の面々が、まさにこの顔で固まってしまい、トメ以外、零下の嵐に凍りついた。
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その場は、式の進行もあり、それ以降もしつこく自分の苦労話や、嫁子はウチのモノになったんだネタを続けようとしていたトメを、夫と二人で、固まったままの私の実家の面々と引き離し、終わりにした。 しかし、式の最中、トメが、「嫁子さんの御兄弟、精進落しにも来るのかしら?お膳が足りないんだけど・・・」と言いつづけていた。 「この後、仕事などがあるようなので、行かないと思います。心配ないです。」と、トメには言ったものの、ちっとも納得しない。 告別式の最中なのに、あんまりしつこいので、つい口が滑って言ってしまった。「そこまでお邪魔するほど、図々しくはないと思いますけど。」 トメは何事かをゴニョゴニョと口の中で言い、夫は「いい加減にしろ」と、トメを黙らせたが、ただでさえ沈んでいた気分が、どん底になった。 いつも忙しい兄弟たちが、私と夫の結婚をすごく喜んでくれていたウトさんを、一目最後に見送りたいと、ある意味、本当に駆けつけて来てくれたのに。 自分の夫が亡くなったのに、心配するポイントはそこか?と呆れた。