狼の喰い残しを人間がもらってた話
論文「人獣交渉史 —狼と塩—」によると、奈良県の吉野郡川上村では、狼がちょっとずつ食べて残してる鹿肉を失敬してもらってくる時に、自分の履いてるワラジを脱ぎ、狼の大好物だとされる「塩」を盛って、鹿肉のそばに置いておくとされ、取る肉も少しだけにすると。
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) July 2, 2026
同じ吉野郡の十津川村では、人間が黙って持ち帰ると、狼が怒って復讐をすると、伝承されてました。沈黙交易のような作法で、狼から肉を分けてもらうことを、「オオカメグイ」とか「カメグイ」と呼び、野生の世界では貴重な塩を狼に渡して返礼としてたことがあったのですね。
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) July 2, 2026