1: それでも動く名無し
ここ一年の生きる目標は、親友の結婚式だった。
夏の入り口に、その目標の日がやってきた。
親友とは高校時代からの仲で、学校行事で共に委員をやったり、旅行したり、10年以上の付き合いがある。
そんな彼女と、学生時代から約束していたことがあった。
それが、彼女の結婚披露宴の司会を私が務めるということだった。
結婚式は自然に囲まれた場所で行なわれ、終始、穏やかな幸せに満ちていた。
彼女や旦那様の友人もやわらかな空気を纏う人たちばかりで、あたたかくて優しくて、心の底から2人をお祝いする居心地のいい空間だった。
もし幸福が目に見えるのなら、きっとこういう姿をしているのだ、と思った。
帰り道、雨が強くなって、肌寒くなっていた。
それまで仕事モードだった私の心の糸がほどけて、雨とともに涙がこぼれた。
なかなか止まなかった。
この心の穴は何なのか。
それはたぶん、私には摑むことのできない普通の幸せを目の前にして気づいた、「何の疑いもなく未来を楽しみにする感覚」だと思う。
トラウマの性質上、私は異性との関係を築くことが非常に難しくなった。
今も、異性がいる小さな空間は耐えられなくてタクシーにも乗れないし、知り合いではない異性とはよほどのことがない限り話せない。
異性への警戒心がいまだに解けない。
PTSDになるまでは、他人を必要以上に警戒したり、距離を置いたりすることなんてなかった。
人と会話をしたり、ご飯を食べたりすることを、何気なく、普通にできてた。
だが今は、誰かを信頼の内側に入れるまでに長い時間を要するようになってしまった。
無条件に他人を信じることが、途方もなく困難になった。
過去に自分の意思や境界線を踏みにじられた経験があると、「嫌だと叫べばやめてくれる」「話が通じる」という、ごく基本的な信頼そのものを持つことが難しくなる。
そんな私に、恋愛や結婚は厳しい。
実際、私はトラウマを抱えた後、異性に触れられるたびに心臓がギュッと苦しくなってしまう。
ちゃんと異性と付き合うことができていない。
夏の入り口に、その目標の日がやってきた。
親友とは高校時代からの仲で、学校行事で共に委員をやったり、旅行したり、10年以上の付き合いがある。
そんな彼女と、学生時代から約束していたことがあった。
それが、彼女の結婚披露宴の司会を私が務めるということだった。
結婚式は自然に囲まれた場所で行なわれ、終始、穏やかな幸せに満ちていた。
彼女や旦那様の友人もやわらかな空気を纏う人たちばかりで、あたたかくて優しくて、心の底から2人をお祝いする居心地のいい空間だった。
もし幸福が目に見えるのなら、きっとこういう姿をしているのだ、と思った。
帰り道、雨が強くなって、肌寒くなっていた。
それまで仕事モードだった私の心の糸がほどけて、雨とともに涙がこぼれた。
なかなか止まなかった。
この心の穴は何なのか。
それはたぶん、私には摑むことのできない普通の幸せを目の前にして気づいた、「何の疑いもなく未来を楽しみにする感覚」だと思う。
トラウマの性質上、私は異性との関係を築くことが非常に難しくなった。
今も、異性がいる小さな空間は耐えられなくてタクシーにも乗れないし、知り合いではない異性とはよほどのことがない限り話せない。
異性への警戒心がいまだに解けない。
PTSDになるまでは、他人を必要以上に警戒したり、距離を置いたりすることなんてなかった。
人と会話をしたり、ご飯を食べたりすることを、何気なく、普通にできてた。
だが今は、誰かを信頼の内側に入れるまでに長い時間を要するようになってしまった。
無条件に他人を信じることが、途方もなく困難になった。
過去に自分の意思や境界線を踏みにじられた経験があると、「嫌だと叫べばやめてくれる」「話が通じる」という、ごく基本的な信頼そのものを持つことが難しくなる。
そんな私に、恋愛や結婚は厳しい。
実際、私はトラウマを抱えた後、異性に触れられるたびに心臓がギュッと苦しくなってしまう。
ちゃんと異性と付き合うことができていない。
2: それでも動く名無し
親友も自重しないとな
異性とのトラウマ抱えてる人に昔の約束のまま結婚式の司会やらせたらあかんやろ
異性とのトラウマ抱えてる人に昔の約束のまま結婚式の司会やらせたらあかんやろ
3: それでも動く名無し
セットでお気持ち表明しないで素直に祝ってやれよ親友が可哀想だ