1:
殺”“盗”“死”“犠”――これらを含む野球用語の表現を見直す検討委員会を宮城県高野連が設置する。
教育現場にふさわしくない”というのだが、新手の言葉狩りとの批判もある。
でも、ちょっと待て。そもそも本場アメリカではどうなっているのか。
例えば盗塁はsteal、犠打はsacrifice hit。いずれも直訳で、状況に変わりはない。
ところが、併殺はおなじみのdouble play。残忍な殺人者は登場しない。死球はhit-by-pitchで、ここにも死のにおいはない。▼ 続きを読む▲ 閉じるちなみに、かの国でデッドボールといえば、球がフィールドから出てプレー不能の状態、もしくはその球を指す。
野球が日本に渡来したのは明治初期の頃。中馬庚(ちゅうまかのえ)がBaseballを「野球」と訳し、正岡子規をはじめとした愛好者らが多くの野球用語を翻訳した。折しも日清戦争前後の“イケイケどんどん”な時代。そんな世相が戦争を想起させる物騒な訳語を生んだ――という側面は否定できないだろう。
サッカーではかつて“自殺点”という用語があったが、今は「オウンゴール」という名称に改められた。訳語が時代を色濃く反映したものならば、すっかり時代が変わった今、野球用語もふさわしい表現に改めてしかるべきではなかろうか。
「週刊新潮」2026年7月23日号 掲載
教育現場にふさわしくない”というのだが、新手の言葉狩りとの批判もある。
でも、ちょっと待て。そもそも本場アメリカではどうなっているのか。
例えば盗塁はsteal、犠打はsacrifice hit。いずれも直訳で、状況に変わりはない。
ところが、併殺はおなじみのdouble play。残忍な殺人者は登場しない。死球はhit-by-pitchで、ここにも死のにおいはない。▼ 続きを読む▲ 閉じるちなみに、かの国でデッドボールといえば、球がフィールドから出てプレー不能の状態、もしくはその球を指す。
野球が日本に渡来したのは明治初期の頃。中馬庚(ちゅうまかのえ)がBaseballを「野球」と訳し、正岡子規をはじめとした愛好者らが多くの野球用語を翻訳した。折しも日清戦争前後の“イケイケどんどん”な時代。そんな世相が戦争を想起させる物騒な訳語を生んだ――という側面は否定できないだろう。
サッカーではかつて“自殺点”という用語があったが、今は「オウンゴール」という名称に改められた。訳語が時代を色濃く反映したものならば、すっかり時代が変わった今、野球用語もふさわしい表現に改めてしかるべきではなかろうか。
「週刊新潮」2026年7月23日号 掲載
2:
英語そのまま使っちゃえばいいんじゃない?
ヒットバイビッチくらい言えるだろ
ヒットバイビッチくらい言えるだろ
3:
なんでもアメリカが正しいわけじゃないからな
野球用語なんだよ
直訳が正しいなら野球自体おかしいやろが
野球用語なんだよ
直訳が正しいなら野球自体おかしいやろが