西川氏によると、街頭や道路沿いの自販機は、外出中の人や工事現場で働く人などに支えられてきたそうだが、今は飲み物を買う場所も、消費者の意識も変わってきたという。
「スーパーやドラッグストアでは、自販機より安く飲料を買うことができます。物価が上がり、消費者の節約志向も強まるなか、外出するときに飲み物を自宅から持っていく人も増えてきています。自販機で買う以外の選択肢はもちろん以前からあったのですが、時代の流れとともに自販機以外を選択する層が増えてきているわけです」
一方、自販機で売る側も、定価に近い価格で販売できるからといって、利益が大きいとは限らない。商品の補充や管理に伴う人件費、物流費、機械の減価償却費などがかかるからだ。